約 2,622,262 件
https://w.atwiki.jp/kakugame/pages/401.html
必殺技 超大外刈り 接 →↓↘︎ K 地雷震 P 天地返し 接 →↘︎↓↙︎←→ 裏投げ K 超受け身 ↓↙︎← 根っこ返し ↓↘︎→ 雲つかみ投げ ←↙︎↓↘︎→ A 切り株返し C 超必殺技 地獄極楽落とし 接(→↘︎↓↙︎←)×2+P 嵐の山 根っこ抜き① (←↙︎↓↘︎→)×2 K ┃続•切り株┗返し② ①〜←↙︎↓↘︎→ ┃ぶっこ抜き┣裏投げ ②〜→↓↘︎ ┃続•天地返し┗(MAX時) 投げ技 十字絞め(横車) 接(近)←•→+C 送り足払い 接←•→+D 特殊技 玉潰し →+A 頭上払い ↘︎+C ST動作 暴れ大門 待機中BC キャラ別索引 KOF(99•2000•01)
https://w.atwiki.jp/kofxii/pages/15.html
■KOFXIIの歴史 2007年9月22日 TGS2007にてKOFXIIの告知 ↓ 2008年2月15日 AOU2008にてKOFXIIの動画が初公開される。 進化したグラフィックに定評を得る ↓ 2008年3月20日 ファミ通で4月中に東京でロケテストの告知 ファミ通で新規画像が公開される ↓ 2008年3月29日 SNKプレイモアホームページ上で、 「近日ロケテスト開催予定」の告知が出る ↓ 2008年4月 アルカディアににて、キャライラスト、新規スクリーンショットが掲載される。 そしてロケテストの延期 ↓ 2008年5月 アルカディアに来月号に載るとの告知 ↓ 載りませんでした ↓ だんまりモード ↓ 2008年8月01日 モバイル有料コンテンツの「KOF XII特設コーナー」ができる ↓ 2008年8月28日 AMショー出展決定 久々に新規画像が載る ↓ 2008年9月18日 AMショー2008にて、ついに動かせるものがお披露目される ↓ ←いまここ さらに使用キャラを3人増やしてTGS2008に出品予定
https://w.atwiki.jp/kof2002um/pages/559.html
中距離の地上 空中でリーチに優れた通常技を振り回して相手の動きを封じ込めていき、ジャンプを潜ろうとする相手は垂直JCで咎めていくなど、なかなか近付けないキャラには有利な展開に進めていける。 接近戦では小足から体力を奪ったり、前Aを使って再び自分の得意な間合いを作っていく。 通常技の硬直をどこキャン必殺技でカバーできたり、超必殺技を絡めたコンボがお手軽になるので生発動も悪くない。 無印からの調整点は「屈C」と「前A」の弱体化。 前作のKBC(キム・ビリー・チョイの3強)の一角と言わしめるほどの強さは完全に失われてしまった。 戻る
https://w.atwiki.jp/kof2002um/pages/531.html
攻めれば強し、攻められれば弱し。強キャラが相手でも一気にハメ殺すこともできるし、逆に一気にハメ殺されたりもする。いわゆる諸刃の剣キャラ? けずり、飛び道具打ち消し、スライディング、地震、対空超必、空対空、当て身、コマ投げと あらゆる場面でオールマイティに対応できる技を持っているが、隙のある技が多く扱いには細心の注意を払う必要がある。 これでもかと牽制を振り、要所で鉄球大回転を散らせば、例え上位キャラが相手だろうとペースを握る事も可能。 けずり ゲージ回収ができる画面端こそチャンの聖域。追い詰めるまでの過程にこそ、プレイヤーの力量がかかってくる。 戻る
https://w.atwiki.jp/kakugame/pages/587.html
必殺技 百式•鬼焼き →↓↘︎ P 九百拾式•鵺摘み ↓↙︎← 百八式•闇払い ↓↘︎→ 七拾伍式•改 K.K 百壱式•朧車 ←↓↙︎ K 弐百拾二式•琴月 陽 →↘︎↓↙︎← 超必殺技 裏百八式•大蛇薙 ↓↙︎←↙︎↓↘︎→+P(H可) リーダー超必殺技 裏百八式•大蛇薙 ↓↙︎←↙︎↓↘︎→+AC(H可) 投げ技 一刹背負い投げ 接←•→+C•D 特殊技 外式 轟斧 陽 →+B 奈落落とし ジャ↓+C 八拾八式 ↘︎+D キャラ別索引 KOF(03•XI)
https://w.atwiki.jp/kof2002um/pages/745.html
対包PBAエアフロント(空中で214+A)対策 対クーラ強クロウバイツ(623+C)を立ち状態で地上で喰らった場合のダウン回避からの反撃 遠B>弱ダイヤモンドブレス(236+A)対策 対包 PBAエアフロント(空中で214+A)対策 出した高さに関わらずダッシュでくぐり抜けることが可能。また3Bでくぐることも可能。 対クーラ 強クロウバイツ(623+C)を立ち状態で地上で喰らった場合のダウン回避からの反撃 地上通常技全部(CD以外、近距離技は歩き必要) 3B 全超必 遠B>弱ダイヤモンドブレス(236+A)対策 遠Bのヒットガードに関わらず、通常大Jで弱ブレスの回避が可能。 また、遠Bガード時、小中Jで弱ブレスを回避できる。 戻る
https://w.atwiki.jp/pocketstation/pages/140.html
1999年10月7日発売8ブロック サイキッカーネットワーク データの送受信や占いができます。 時計画面ではキャラのリアクションを見られます。 【収録内容】 カゲコウヤ占い:占い。 MY DATA:使用キャラや成績・メッセージなどの自己紹介データ。 DATA BOX:友達のポケステから受信した自己紹介データ。本編で閲覧可能。 【全ポケステ用ソフト利用条件】 全隠しキャラを出現させる。 出現条件はGAME大宝庫のサイキックフォース2のページ参照。 【通信販売】 サイキックフォース2
https://w.atwiki.jp/kof2002um/pages/102.html
美少女格闘家チーム UM調整まとめ 李香緋 ◆通常技・特殊技 ◆必殺技 衛氣守炮が必殺技と超必殺技でキャンセル可能に 詠酒の技として認識される間合い削除 ◆超必殺技 MAX2として新技:転身斬崩牙(2141236+ACorBD)追加ライン移動中無敵、発動時に入力したボタンにより中段・下段に分かれる。 ◆その他 四条雛子 ◆通常技・特殊技 遠Cが対空に使えるように 屈Dのグラフィックが変更されてリーチが伸び、必殺技キャンセルも可能に ◆必殺技 新技:四股踏み(22+BorD)追加地雷震などのような地上全域下段攻撃。近距離ならダウン追撃効果も。 新技:五輪突き(214+BorD)追加カウンターワイヤー。 ◆超必殺技 MAX2として新技:大車輪ノド輪落とし(63214×2+AC)追加 ◆その他 性能は2000ベース ノーゲージの永久持ち メイ・リー ◆通常技・特殊技 ◆必殺技 強風車脚(旧スピニングエッジ)がダウン属性に ◆超必殺技 神獣脚(旧ゴッズテイルティンカーベル)の仕様変更強制ワイヤーダメージ技になり、変身でキャンセル可能に。 ◆その他 スタンダードモードの技名が2001基準に変更 ヒーローモード中緊急回避不能に 全体的なグラフィックの描き直し ボイス新録特に顔とズボンのグラフィックが描き直されている
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2391.html
THE KING OF FIGHTERS '97 ストーリー 概要 モード ADVANCED(ADV) EXTRA(EX) キャラクター その他の特徴 問題点 暴発する必殺技 暴走、崩壊のキャラバランス 凶悪過ぎるコマンド投げ バグの多さ 演出面の変化 評価点 総評 家庭用移植 余談 THE KING OF FIGHTERS 97 【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず ないんてぃせぶん】 ジャンル 対戦格闘 対応機種 アーケード(MVS) 販売・開発元 SNK 稼動開始日 1997年 プレイ人数 1~2人(同時プレイ) レーティング CERO B(12歳以上対象) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2011年9月6日/900Wiiポイントアーケードアーカイブス【PS4/One】2017年11月2日/823円【Switch】2018年7月26日/823円(税8%込) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 必殺技が暴発し過ぎ暴走、崩壊のキャラバランス恐怖の暴走庵システムは後の基礎に熱いストーリー展開は高評価 KOFシリーズ関連作品リンク ストーリー 決勝戦直後のハプニングをもって幕を閉じた「KOF 96」大会。ハプニング自体の概要は何者かによるテロ活動と、それに付随して発生した事故と発表され、その何者が「誰」であって「何のために」そのようなことをしたのか、そしてその何者かがどこへ消え去ったのかは、謎のままに処理された。 しかし、こうした事件にもかかわらず、「KOF 96」大会は興業的には大成功を収めた。しばらく後、折からの格闘ブームを受けてそれらに興味を示した巨大企業数社がスポンサーの名乗りをあげ、「KOF 97」大会の開催を熱望。世界各地でも同じような動きが起こり、程なく今年も大会は開催の運びとなった。 開催決定と同時に世界の格闘家達も各予選会場に結集し、ある者は「己の力を試すため」に、またある者は「富と名声のため」にと、様々な思いを胸に予選大会に臨んでいった。様々なメディアを通じて、熾烈を極める予選大会を目にする格闘ファン達。その予選大会と並行して世界各地に次々と設置されていくKOF闘技場。自然「KOF 97」大会に寄せる期待は並々ならぬものとなり、今大会が前年と同様にすさまじい盛り上がりを見せようとしているのは、誰の目にも明らかなものとなっていた。 全世界が期待するこの大会に優勝し、「KOF」の栄冠を勝ち得るのはどのチームとなるのか?そして、前大会のような予期せぬアクシデントが今大会にも待ち受けているのか?世界がこの大会に全神経を集中させようとしていた…。 概要 SNKの対戦格闘ゲーム『KOF』シリーズ第4作目であり、『KOF 95』からメインストーリーとして展開された「オロチ編」の最終章。 スペシャルチームとして、「ファミ通」「ゲーメスト」「ネオジオフリーク」の三誌における人気投票で選ばれたキャラの参戦もある(*1)。 オロチ編の終章と、格ゲーブーム真っ最中の中で出されたため非常に人気は高いが……。 モード キャラクター選択前にADVANCEDモード、EXTRAモードという2種類のシステムから1つを選ぶ。 前者は『 96』をベースに、新方式のパワーゲージを採用したシステム。後者は『 94』『 95』がベースのシステム。 ADVANCED(ADV) 半永久的にストック可能なパワーゲージが登場。ストック毎の必要量が大きいが、扱いやすさは折り紙つき。 通常技・必殺技をヒットorガードさせる(必殺技は素振りでも可)等の行動をとるとゲージが溜まっていく。こちらの被ダメージ、ガードした時も微弱ながら溜まる。一定値が溜まるとゲージストックが1つ装填される。最大ストック数は3つ。 各種攻撃行動で能動的にゲージを溜める方式は、同社の『リアルバウト餓狼伝説』以降の『餓狼伝説』シリーズのものに近い。 パワーゲージは超必殺技、「A+B+Cボタン同時押し」でのパワーMAXの発動、ガードキャンセル(ふっ飛ばし攻撃or前転・後転)に使う。それぞれ、1回につきストック1つ消費。 このゲージでのパワーMAX発動時は攻撃力が1.25倍。この間は超必殺技が強化版のMAX超必殺技に変化するが、発動中は一時的にゲージが増えなくなりカウンターヒット判定をとられやすくなるというデメリットもある。 「A+B同時押し(+レバー)」で緊急回避。打撃への無敵時間付きの前転・後転動作を行う。無敵時間は移動終わり際で切れるが、これでも『 96』よりも伸びている。一方で投げには弱い。 通常投げで掴まれた時にA+Bボタン同時押しで投げ技外しが可能。 前ダッシュはRunタイプ。レバー操作は「→→」だが、2回目は長く押し続けた分だけ走り続ける。 通常ジャンプの他に、小・中・大の特殊ジャンプが3種類あり、それぞれレバー上下の入れ方で軌道の高度やスピードが異なる。 EXTRA(EX) 前作までのパワーゲージを採用。厳密な共通仕様は『 95』に近いが、挑発でゲージが減らなくなった。 攻撃を受けるか、「A+B+Cボタン同時長押し」でパワーを溜めることが出来る。ゲージが満タンになると自動的にパワーMAX状態に移行。 パワーMAX時の攻撃力は1.5倍。被攻撃によって受動的に発動した場合は1.125倍になるが、持続時間が長い。この間は通常の超必殺技とガードキャンセル(ふっ飛ばし攻撃or前転・後転)を1回だけ使用できる(使用時にパワーMAXは解除される)。 体力が1/8以下になると体力ゲージが点滅し、超必殺技を使い放題になる。体力点滅かつパワーMAX時にのみ、MAX超必殺技が使える。 本作では体力減少の基準がかなり厳しくなった。 「A+B同時押し」で攻撃避け。その場で全身無敵になるが投げは食らう。『 95』にあった「カウンター攻撃」や投げ技外しは使えない(*2)。 前ダッシュはステップタイプ。空中にいる扱いではあるが、本作では空中用の必殺技や特殊技を一切出せない(これはADVでも使えるバックステップも同様)。 次回作『 98』以降では共通して空中用の必殺技は出せる仕様となっている(空中用の特殊技は作品により可否が分かれる)。 通常ジャンプの他に飛距離が2倍になる大ジャンプが使えるが、中ジャンプは使用不可。 キャラクター + キャラ一覧 * 印は新規参戦、 * は復活キャラ 主人公チーム 草薙京 二階堂紅丸 大門五郎 餓狼伝説チーム テリー・ボガード アンディ・ボガード ジョー・ヒガシ 龍虎の拳チーム リョウ・サカザキ ロバート・ガルシア ユリ・サカザキ 怒チーム レオナ・ハイデルン ラルフ・ジョーンズ クラーク・スティル サイコソルジャーチーム 麻宮アテナ 椎拳崇 鎮元斎 女性格闘家チーム 神楽ちづる 不知火舞 キング キムチーム キム・カッファン チャン・コーハン チョイ・ボンゲ 97スペシャルチーム ブルー・マリー * ビリー・カーン * 山崎竜二 * ニューフェイスチーム 七枷社 * シェルミー * クリス * エディット専用 八神庵 矢吹真吾 * 隠しキャラ 94草薙京 * (*3) 中ボス1(隠しキャラ) ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ(暴走庵) * ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ(覚醒レオナ) * オロチチーム(中ボス2、隠しキャラ) 乾いた大地の社 * 荒れ狂う稲光のシェルミー * 炎のさだめのクリス * ラスボス オロチ * (一部家庭用のみ使用可能) 9チーム+2キャラ+隠しキャラ6人、35人の使用可能キャラ+ラスボスであるオロチ。 前作からストーリーの都合や、それとは関係なしに藤堂香澄、マチュア、バイス、ボスチームの3人がリストラ。 女性格闘家チームの香澄の抜けた穴には、『 96』で中ボスだった神楽ちづるが入っている。 旧チームメイトの抜けた八神庵は無所属のエディット専用キャラクターとなった。 前述の三誌の人気投票で選ばれた 97スペシャルチームは、ファミ通から山崎竜二、ゲーメストからはブルー・マリー、ネオジオフリークからはビリー・カーンの三名で構成されている。見ての通り、全員『餓狼伝説』シリーズのキャラ。 この時に、過去のKOFで既に何度か背景に登場していた、餓狼シリーズのダック・キングの名も挙がっていたがブルー・マリーに敗北。『2000』にストライカー専用キャラ(準使用キャラ)として登場し、『XI』にてようやく使用キャラに昇格した。 ビリーは『 95』でKOF初登場→前作でリストラと遷移していたため、シリーズ初の復活キャラとなった。 山崎はKOFに参戦するに当たり「オロチ八傑集の一員だが、オロチ復活には興味がない」というオリジナルの設定が付加されたが、これは両作品のファンの両方で賛否両論であった。これは八傑集が一人足りないため、KOFのスタッフが餓狼スタッフに頼み込んで追加されたものだと言われている。そのため、ファミ通の人気投票は出来レースだったのでは?と言われる事もあるが、憶測の域を出ない。 奇しくも、山崎とマリーは2人揃って、『 95』の主人公チームのホームステージ(江坂ネオジオランド)に登場していた。加えて先程記した通り、『 95』はビリーのKOFデビュー作でもあった。 雑誌上で行われた投票対象キャラは基本的に同社SNKのキャラ全員が対象であったが、例外として『サムライスピリッツ』シリーズ(サムスピ)の黒子以外と『キング・オブ・ザ・モンスターズ』シリーズ(KOM)の全キャラは世界観が異なる理由で対象外となっていた。また、前作『 96』に登場していたキャラも全員投票対象外であった(ストーリーの整合性を保つ理由だと思われる)。 完全新キャラはエディット専用の矢吹真吾、ニューフェイスチームの七枷社、シェルミー、クリス。 矢吹真吾は草薙京の押しかけ弟子で、炎こそ出せないが京から(適当に)教えられた草薙流古武術で戦うという、『ストリートファイターZERO』シリーズのさくらとダンを足して2で割ったようなキャラ。ゲーム中の性能は設定相応でかなり低めだが、コミカルかつ真っ直ぐで純粋なキャラ、子安武人氏による三枚目でコミカルな演技から人気を博した。 ニューフェイスチームは庵に個人的な恨みを抱いているバンド三人組という一見格闘技と無縁にも見えるトリオ。しかし、ストーリー中に明かされるその正体は驚きのものだった。 + ニューフェイスチーム正体ネタバレ 彼ら3人の正体は、『 96』で死亡したゲーニッツを含むオロチ四天王の残りの3人である。中ボス・オロチチームとして登場する際は四天王の本性を表し、普段の人当たりの良い様子とは一変した残忍な性格に変貌する。 その他の特徴 本作における必殺技コマンドは、インストカードの表記よりもかなり短い短縮コマンドでの入力が可能となっている。これに伴ってレバー認識も非常に甘く、必殺技が非常に出やすくなっている。 例として、「2141236+P」は「216+P」、「6321463214+P」は「3434+P」で入力できるようになっている。 上記のように大幅にコマンドを短縮する場合、斜め部分を長めに入力しないと失敗する。このことから、恐らく内部的に設定された短縮コマンドだけではなく、斜め方向の入力がその両隣の方向の入力として認められる(*4)仕様が存在すると思われる。 しかし今作ではこのレバー認識の甘さが少々行き過ぎたために…(問題点へ)。 チーム内において、ストーリー上の設定やキャラの性格などに基づいた相性が設定されている。 本作ではこの相性の影響する要素が増えており、従来の「つかみ技・気絶時の援護確率」だけでなく、「ADVANCEDモード選択時、あるキャラがK.O.されたときに次に出てくるキャラに引き継がれるゲージの数」が変化するようになった。 相性のいい組み合わせであればゲージの残りストックがひとつ増え、相性が普通の場合はストックがそのまま、相性が最悪の場合ゲージがゼロになってしまう。例えば嫌われ者である庵や山崎を一番手にした場合、試合の中でどれだけゲージを稼いでいても、ほとんどのキャラがそれを引き継ぐことができず、二番手はパワーゲージがない状態から始まる。 パワーゲージの多寡は戦力に直結する。したがってキャラ相性が非常に重要となり、キャラクターの選択、順番にもこれまで以上の戦略性が生まれた。強キャラだけで固めるのが必ずしもよいとは限らない、という意図であった。 二人目以降のキャラクター選択時にCボタンを押すことで、直前に決定したキャラクターとの相性を確認可能。 挑発の操作がスタートボタンに変更された。 超必殺技発動時に一時停止・画面が暗転する演出が導入された。これにより出したのがすぐバレてしまうため超必殺技を奇襲に使えなくなったというデメリットも生じる事に。 ガードキャンセルで出せる動作は、前作『 96』では前転・後転のみであったが、本作からふっとばし攻撃がガードキャンセルで出せるようになった(一方『95』で猛威を振るったガードキャンセル必殺技の反省か、ガードキャンセルで出した場合ダメージがごく僅かになる)。 空中ふっとばし攻撃が上段判定に変更され、しゃがみガードが可能になった。 カウンターヒット時の吹っ飛びが小さくなり、前作『 96』に比べて追撃が難しくなった。 前作『 96』で削除されていたレバー+ボタンの特殊技が復活。更に本作では通常技キャンセルからも出せるようになり、一部の特殊技は必殺技でキャンセル可能となっている。 気絶耐久値とガード耐久値の仕様がやや特殊で、時間経過で少しずつ回復するのではなく、ある条件下で一定時間が経過すると全快するというものになった。 気絶耐久値は攻撃をガードしたり食らったりせずに2秒(120フレーム)経過で、ガード耐久値は攻撃をガードせずに一定フレーム(キャラによって異なる)経過すると全快する。 この仕様は『 98』まで採用されている。 「特殊エディットチーム」の追加。デフォルトチームの組み合わせだけでなく、特定のメンバーで構成したチームでクリアすると、隠しエンディング流れる。一つのやり込み、隠し要素。 そのうち1つがエディット専用キャラ「矢吹真吾」の固有エンディング。条件は「真吾・京がおり、かつ庵orレオナの通常版がいない(*5)エディットチーム」でクリアすることになる。 いわゆる「三種の神器チーム(草薙京・八神庵・神楽ちづる)」にも固有展開はあり、オロチ編を締めくくるのに相応しいドラマチックな内容が繰り広げられる。 今まで設定資料でしか見れなかった京の彼女「ユキ」もこのエンドで登場し、台詞が聞ける(*6)。 他にも、先程紹介した雑誌投票で選ばれた3人それぞれを主軸にした特殊エディットチームも投票を行った計3誌分存在する(*7)など、探して、見る楽しみがあり面白い。 シリーズで初めて「キャラクター使用率」のランキングが搭載された。対戦での連勝数とCPU戦クリア時の最終スコアそれぞれのランキング同様、非プレイ時のデモ画面で確認できる。 この使用率ランキングは続編『 98』で一旦削除され、その後は『2001』や『 98UM(FE)』『2002UM』といったリメイク作などで復活したりその後また削除されたりと、搭載された作品がまちまちである。 問題点 暴発する必殺技 前作『 96』では必殺技のコマンド入力が厳しかったが、本作における短縮コマンドの導入は「出しやすい」を通り越して「暴発しやすい」。 必殺技の先行入力を受け付ける仕様である上にコマンド受付時間が長めに取られている事も、この傾向に拍車をかけた。 例えば、「41236+P」の簡略コマンドである「16+P」は、「相手の技をしゃがみガードした後、少し前に歩いて通常攻撃で反撃」という入力操作と被る。 メーカーとしては、それまでの技の出しにくさを改善し、プレイヤーの裾野を広げたかったという意図かもしれないが、それなら乱入拒否or使用時のサインありきで必殺技のオートモードを採用するなど、やりようは幾らでもあったはずである(*8)。 またこの仕様の影響を別の意味で受けたキャラにはアンディがおり、コマンド投げの激壁背水掌(41236+P)の簡易入力コマンド(16+P)が斬影拳と被ってしまっている為、激壁背水掌を出す為にはしっかりと41236と入力しないと斬影拳が暴発してしまう。 暴走、崩壊のキャラバランス 即死連続技・永久コンボを持つキャラたちこれらは過去のKOFにも数多く(特に『 95』)存在していたのでこの作品だけの問題点と言うわけではないのだが、なまじオロチ編最終章として盛り上がりを見せていた時期だけあり特に槍玉に挙げられる事となった。 テリー・ボガード 弱パワーチャージ>(しゃがみ弱P空振りキャンセル)>パワーチャージ×∞。 空振りキャンセルで必殺技を出すと、空中の相手に追撃できるフラグが復活してしまうので、このような現象が起きる。 しかも、パワーチャージ自体も発生がそこそこ早く間合いが近ければ小技からも繋がり隙も小さい上に永久を封印したとしてもヒット後に追い打ちは可能いう、明らかに「ローリスクハイリターン」なバランス崩壊技。そして永久ありの場合だと、ローリスクに出せてかつ一度決まってしまえばその時点で勝ちが決まってしまう。ちなみに実際にこのコンボを決めると、途中で相手が気絶しまた繰り返し、という流れになる。 難易度も簡単なうえ実戦的な内容故に、後述する暴走庵などの隠しキャラの隠しコマンドが発見される前から猛威を振るっており、対戦バランス崩壊へと招く結果となった。前作『 96』で最弱候補だったのが嘘のよう。 草薙京 画面端で(空振りキャンセル)強七拾五式改×∞。原理はテリーのものと同じ。 同じ技で永久ができた『 95』とは異なり、こちらは前述のテリーのものより状況が限定されるうえ難易度が高い。 山崎竜二 砂かけ→蛇使いキャンセル×n、が永久。 これも上記のものと同様に難しいうえ操作が忙しい。しかしながら、砂かけ前に立ちB(キャンセル)を挟んだりすると難易度はやや下がる。 他にもキングやジョー東が永久コンボを持っている(前者は高難易度、後者は空中ヒット始動と状況が限定されているが)。 以下は隠しキャラなのだが、アーケード版でも使用でき、その性能は実に壊れたものになっている。これらの隠しキャラを使っての遊戯を禁止するというゲームセンターも見受けられた。 ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ(通称:暴走庵) 本作のバランス崩壊の象徴であり本作を語るにおいて欠かせない存在。 スピードがやたら速い上に攻撃力もボス仕様のまま高い。小ジャンプ攻撃(特に強キック)を出しているだけで相手は殆ど何も出来なくなってしまう。 難度は高いが屑風→ダッシュ近強P>キャンセル屑風→ダッシュ近強P……で永久。 暴走版はADVANCEDモードでは特殊技を空振りしてもゲージが溜まるため、バックジャンプ百合折りを繰り返すだけでゲージを溜められる(*9)。 もともとシステム上においても強力(詳しくは後述)なコマンド投げ持ち、元から低くて速いジャンプから繰り出される強力なジャンプ攻撃を始めとした性能の高い通常技群、画面端まで届く飛び道具、無敵技、コンボに簡単に組み込める超必殺技などがある通常の庵の基本性能が高いことに加えての上記の仕様である。 強いて欠点を挙げるなら、ADV限定だが、キャラ相性が多くのキャラと最悪なせいで「殆どのキャラから/に、ゲージを引き継げない/引き継がせることができない」という、殆ど暴走庵1人のみゲージが独立しているも同然なこと、防御力がやや下げられていること(これは後述の覚醒レオナも同様)、あまりにも速すぎて小回りが利かず慣れないうちは相手の攻撃に刺さりまくって前述の防御力が低いことも加わって意外と一瞬で事故死しやすいことが挙げられるが、操作しにくいのは練習次第で克服できるし、ゲージを引き継げなくても有り余るポテンシャルがあるので、結局先程までの壊れ要素が補って有り余りすぎているという結論に。 ……このようにとにかくぶっ飛んだ性能のために彼一人を指して本作を『暴走ゲー』と揶揄するプレイヤーも現れるほど。禁止されていない店舗や環境での対戦では当然ながら暴走庵が大量発生していた。「キョオオオオオオオオオオオ!!!」 ちなみになぜ暴走と呼ばれていたかというと、当時流行っていた新世紀エヴァンゲリオンの初号機の暴走を連想させる要素が多々あったから。ゲーム中でも「血の暴走」と呼ばれている(*10)。 ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ(通称:覚醒レオナ、暴走レオナ) こちらも上述した暴走庵と同様にスピードが速く、攻撃力が高い。 幸いにも?こちらは通常のレオナと同様に溜めキャラなのでシステム上やや不遇で、ジャンプも高くコマンド投げも無敵技もないので守りも弱く、庵ほどの脅威はない。 そしてCPU戦において、中ボスの一人目として乱入してくるのは前述の暴走庵かこの覚醒レオナのどちらか一人になるのだが、CPUとして登場する方でも、この覚醒レオナの方が暴走庵より遥かに簡単に倒せる。もっとも条件が使用キャラ及びチーム編成(*11)に依存している関係上、大抵が暴走庵ルートに行く仕組みになっているので…。 乾いた大地の社(通称:裏社、オロチ社) オロチ四天王の一人として……つまりボス版の七枷社。特大のリターンを持つ移動投げ「くじくだいち」を筆頭にコマンド投げ締めのコンボによる攻めのループ性や優秀な通常技を持ち、守りに使える技が乏しいという弱点も後述のコマンド投げの強さが補ってくれるので隙が無い。 なお、近強Kが(表の社と同様に)グラフィックではローキックの癖に中段という特徴があるが、下段が使いにくいキャラなので知っていればそうそうは決まらない(*12)。 それ以外の強キャラ達 八神庵 すっかり暴走庵の影に隠れてしまっているが、暴走庵での記述の通り元となるこの通常庵の基本性能が高いので、こいつも相当強い。それどころか暴走キャラ禁止ルールにおいては最強。 前作や暴走版との細かい違いはしゃがみBがキャンセル不可、弱鬼焼きが地上の相手に対してダウンを奪えない、特殊技を空振りしてもゲージが溜まらない、百合折りがしっかりとめくり技として機能することが挙げられるが、唯一にして最大の欠点として「暴走庵と共存できない事」ともいわれる。 ジョー東 ハリケーンアッパーの隙が小さく、その割に飛び道具の当たり判定が大きいので近距離の制圧能力が非常に高い。その他空中の相手にヒットすれば永久コンボが狙える黄金のカカト(*13)など、一部の技が極端な特化性能を持つ。 特にハリケーンアッパーが、(反撃手段はあれど)庵や暴走庵がやや苦手とする技であるおかげで、他キャラよりは前述の2人が相手でも多少不利が薄れるために使用率もそれなりに高かった。 チャン・コーハン 相変わらず立ちAにジャンプ吹っ飛ばし、ジャンプCなど中距離からの牽制がお手軽ながら強く、加えて鉄球大回転の汎用性が高い(*14)。大回転中ABCD同時押しでの緊急停止を使いこなすと途端に化ける。 後述にあるように簡易入力等でコマンド投げが前作より更に便利になっているため、大破壊投げの出番も増えた。当然先述の優秀な牽制と併せれば一気に相手を崩せる。また新超必殺技の鉄球大圧殺も技後の隙が特大ではあるが対空や連続技に使用可能。そんなチャンだが見た目通り喰らい判定が大きい上にジャンプも極端に低いことが災いして、彼限定の永久コンボと低いジャンプ故に対処が苦手なハリケーンアッパーを所持しているジョー相手だとかなり苦戦するという欠点もあり。なまじジョー自身も上述の通りかなりの強キャラなので…。 チョイ・ボンゲ 新たに超必殺技に「鳳凰脚」が加わったことで、今まで課題だった連続技の火力が劇的に改善。しかも鳳凰脚は小技から繋がるだけでなく突進スピードも非常に速いおかげでリターンの大きい反撃も可能に。それ以外にもめくりジャンプC、および空中突進技「飛翔空裂斬」と「旋風飛猿刺突」を駆使したガン逃げもといヒットアンドアウェイが強く、この際にゲージ回収も同時に行えるおかげでアドヴァンストゲージとの相性も非常に良い。空中でヒットすれば鳳凰脚での追撃があるため大物食いも可。即死連続技も有り。 ブルー・マリー 隙の無い技の数々と豊富な対空、鋭いジャンプを活かした攻めに使いやすいコマンド投げ、連続技にしやすい超必殺技など、飛び道具以外の全てを兼ね備えた万能キャラ。 二階堂紅丸 高く鋭いジャンプと全キャラ中最強のジャンプ攻撃JD、そして空中特殊技のフライングドリル(ジャンプ中2+D)を使った立ち回りが凶悪。コンボもお手軽かつ強力。画面端でなければ反撃を受けない真空片手駒でゲージ稼ぎもでき、それで使う超必殺技・雷光拳の性能も異常。対空もスーパー稲妻キックが無敵時間があり隙が無い。最大の欠点はコマンド投げが(超必含めて)死に技であること。 そのほか、ゲージ回収率が高く技の一つ一つが強い神楽ちづる、超必殺技を絡めたコンボの火力が光る炎のさだめのクリス等、少しやりこんだだけであからさまにわかる強さを持つキャラが多かった。 ちなみに前作で強キャラだった鎮元斎やクラークは、望月酔やスーパーアルゼンチンバックブリーカーといった猛威を振るっていた必殺技の弱体化により中堅クラスに甘んじることに。 それでもクラークはコマンド投げの間合いと威力が抑えられた(そもそも前作がおかしかった)だけで、コマンド投げ自体がまだシステム上かなり強力(後述)で、フランケンシュタイナーに無敵時間が追加されて起き攻めに使えるようになったこともあってまだ十分強いとも言えるが。 逆に弱いキャラはとことん弱い。設定上未熟な矢吹真吾はともかくとしても表のクリス、ビリー・カーン、アンディ・ボガード、不知火舞、ユリ・サカザキ等は強キャラと戦うとまともな勝負は望めない。 特にビリーに至っては以前登場した初登場の『 95』でも弱キャラで後の『 98』でも弱キャラだったせいで、「性能面でシリーズに愛されていないキャラ」などという意見も。原作の『餓狼伝説』シリーズでは逆に強キャラであることが多いのだが…。 凶悪過ぎるコマンド投げ ただでさえ前作で強すぎたコマンド投げが全く弱体化しておらず、非常に凶悪な性能を有したまま。また前述の簡易入力の恩恵により存在自体が卑怯とも言える存在になってしまっている。例を挙げると……。 相手ののけぞりモーションをいつでも投げることができ、後のシリーズのように通常技キャンセルでないと連続技に組み込めないということがない。 そして本作のほとんどのコマンド投げは入力後1フレームで成立するので、間合い内で自分が有利になる技がヒットすればコマンド投げ確定である。 本作のジャンプはすぐに空中判定にならないため、ジャンプし始めを投げられてしまう。 スカリ(失敗)モーションが無く、失敗しても通常技が出るだけなので、リスクはほぼ無い(*15)。 例外もあるが、ダメージが高い傾向にある。 相手に接近して連携や固めを狙いに行っても、中途半端な攻めを行えばコマンド先行入力により、隙が生じた瞬間に問答無用で投げられてしまう。まさに攻防一体の存在である。 また本作はゲームシステム上、大門やチャンのような重量級でコマンド投げ持ちのキャラでも相手に近付く事が非常に容易となっている。 もちろん例外もあり、紅丸は超必殺技を含めコマンド投げを2つ持つが、いずれも投げ間合いが狭くダメージも低いため「投げ外しをされないこと以外に利点が無い」とまで評されている。山崎は超必殺投げのドリルのダメージこそ高いが、投げ間合いが狭く爆弾パチキの方はダメージも通常投げとさほど変わらない。 さすがにまずいと思ったのか、『 98』以降では投げスカリモーションが作られる、ジャンプ開始も投げられなくなるなど理不尽な部分が解消された。 バグの多さ 本作はシリーズの中でも処理落ちが発生しやすい。特に炎系のエフェクトが発生する技使用時や、ヒット時に相手が燃える技をヒットさせた時が顕著。 一例を挙げると、裏クリスで強・たいようをいるほのおが相手にヒットしている時に、強・つきをつむほのおを連続ヒットさせると重い負荷がかかって処理落ちしてしまい、更に相手キャラや背景の容量の大きさによってたまに「Task Over!」にまでなり、ゲームが止まってしまう。強・たいようをいるほのおが地上ヒットすることが対戦でまず起こりにくいのが救い。 同様のエラーは草薙京のMAX大蛇薙(待機モーションの多段ヒット+〆モーションのヒット)でも起こる事がある。 同じく京で、画面端で荒咬み空中ヒット×数回から鬼焼きなどの組合せでも起きる可能性がある。かなりイレギュラーなケースなので対戦で発生する事は考え難い。 傾向として、どうやら延焼被弾エフェクトが発生する技を2種以上連続で当てると状況次第では高負荷になりTask Over!が発生すると思われる。 同様の症状はほぼ同時期(約半年後)発売の同社かつ同じネオジオのアクションシューティング、『メタルスラッグ2』でも見られた。 覚醒レオナのアイスラッシャーは攻撃を受けても消滅しない(通常レオナは攻撃されると消える)。 これはNCD以降修正されている。 チャンのコマンド投げである大破壊投げが「レバー操作+A or Cボタン」と紹介されているにもかかわらず、Aボタン入力では出せない(*16)。 前作ではCボタン入力受付のみだったのものが修正されずに継続・設定されてしまっていると思われる。 相手側と協力が必要になるが、ビリーで超火炎旋風棍を出した直後に各種投げ技を決めると、ビリーの周りに火炎が付いたまま自由に動けるようになる。相手がラスボスのオロチの時に至っては、「相手を引き込んで魂を引き抜く」(*17)技で引き込まれる最中に超火炎旋風棍を出すだけで発生、つまり1人で起こすことが簡単にできてしまう。 浮遊バグもあるがあまり実用的ではない。 演出面の変化 BGMのほとんどが環境音になった。基本的に固有BGMが流れるのはボス戦を含む一部キャラのみであり、前作までのようにチーム単位のBGMが用意されているのはニューフェイスチーム(社、シェルミー、クリス)とその裏となるオロチ四天王チームのみ。 固有BGM(個人曲)が設定されているのは京、テリー、アテナ、山崎、マリー、ビリー、庵、真吾、各ボスキャラ。 一例として餓狼チームの3人で組み、アンディ、テリー、ジョーの順で試合をやるとする。するとアンディが戦っている時は環境音、テリー登場と同時にBGMが流れ始め、テリーが倒れてジョーが現れるとBGMが止まる。 ちなみに、『餓狼』出身のキャラクターのBGMは直前に稼働した『リアルバウト餓狼伝説スペシャル』からほぼそのまま流用。そのため「どうせ流用するなら他のキャラクターにも固有BGMを付けられたのでは」という不満が出た。 これは「TV番組の生中継のような演出」を再現したもの、と制作陣が発言している。 この路線は同社だと後の『幕末浪漫 月華の剣士』や『武力 〜BURIKI ONE〜』にもある程度受け継がれているが、前者は作品全体の雰囲気が暗く落ち着いたものであるため、後者はリアル志向のゲームであり現実の格闘大会を再現する演出の一環として作られていたため、雰囲気づくりの一環として好評だった。それに対し色々な意味で「お祭り」であり、BGMの評価も高い本シリーズでは受け入れ難い仕様であった。 ケチャ(*18)が聞こえてくるバリ島ステージなどは環境音がステージ演出として機能していると言えるのだが、ステージによってはほぼ無音だったりと地味な印象が拭えない。 流石にBGMの無さは制作側に意見が行き届いていたのか、後述の『R-1』では完全新曲こそないものの全キャラクターに固有BGMが割り当てられる事になった。 また、前作までのようなチームごとの固有ステージという概念もなくなっている(ボスのみ例外(*19))。 この方向性についてはボスなどの一部を除いて以降の作品にも引き継がれた(*20)。誤解のないように付け加えると、グラフィックのクオリティ自体は充分維持されており、またチーム構成に合わせるとどうしても舞台になる国のバリエーションが限られる中で、インドネシア(バリ島)やモナコなど様々な国をステージとして使えるようになったというメリットもある。 勝利時にキャラのメッセージがない。 このため、本作の演出はストーリーデモ以外非常に簡素で物足りない物になっている。 勝利時や中間デモ等のデモ画面のキャラの一枚絵のクオリティが前作と比べて劣化している。 全体的に肩幅がやたら広い。特に神楽ちづるの勝利デモの肩パッド云々では済まない広さの肩幅はよくネタにされる。 試合中の体力バー横の顔グラフィックも特徴を掴みきれておらず、全体的にのっぺりしている。特にキングやユリなど。 評価点 確かに必殺技は暴発しやすいが、それ故に超必殺技は非常に出しやすくなっている。コンボや、見てから反応等でもハードルはかなり低め。 オープニングや中間デモ、EDの出来はKOFオロチ編最終章ということで出来が良い。 デモ絵は前述の通り劣化している部分もあるが、雰囲気自体はよくできている。 CPU戦の難易度が今作は比較的易しめに設定されている。 中ボスは確かに強いがパターンにはめられれば簡単に攻略でき、ラスボスのオロチは設定上も性能も最強なのだが、CPUの反応が鈍いという一点だけで歴代最弱ボス候補に。 開発スタッフも「ストーリーを見てもらいたいため意図的に弱くした」とコメントしている。 オロチの性能自体は「回避困難で発生の早い飛び道具」や「画面全体を攻撃する超必殺技」など高性能なものが揃い、人が扱うと飛び道具を出すだけで脱出困難な固めが成立するなどとんでもないことになるのだが、本作のCPUはそれを活かしきることはない。 オーソドックスでありながらパワーMAXシステムを上手く継承したADVANCEDシステムの導入により、システムの基礎が完成したと言っても過言ではない。 特定メンバーを使うと見られるED。 以後のシリーズでも特定メンバーでクリアすると特殊な一枚絵が見られる場合があるが、しっかりとストーリーのあるEDが隠されているのは本作のみ。 オロチ編最終章らしく、主人公・日本チームで勝ち抜きラスボスを京で倒すと、庵が乱入してくる隠しボス戦ルートが見られる。もちろんボーナスステージとして実際に戦え、勝つか負けるかでまた微妙にEDが変わるという凝りよう。 特定キャラ間のイントロ掛け合いの増量。「らしい」掛け合いが多く、特殊演出の組み合わせを探すのが地味に楽しい。 総評 お祭りゲームから出発して独自の立ち位置を築き上げるまでに至ったKOFシリーズ最初の総決算的な作品。 旧作経験者向けに2種のシステムから好きな方式を選べる配慮があり、また数多い参戦キャラクターそれぞれに対して設定・ストーリー面が補強された。 しかし格闘ゲームとしての本作のバランス調整は「毎度おなじみ」の域を超えて極端、そして杜撰。しかもプレイヤーの意に反して技が暴発しやすいという、文字通り不安定な仕上がりとなってしまった。 シリーズがキャラゲーとして愛されてきた側面からも、BGMや勝利コメントなどの細かい要素が大幅に縮小されている事への物足りなさは否めない。 オロチ編最終章としてのストーリーは大いに盛り上がっただけに、悔やまれる部分もまた多い作品である。 家庭用移植 家庭用ネオジオROM:1997年9月25日/32,000円 MVS(業務用ネオジオ)の完全移植。PS2(及びPS3のゲームアーカイブス)の『KOF オロチ編』の他、PSPの『ザ・キングオブファイターズポータブル 94~ 98 チャプターオブオロチ』にも収録されている。Wii/WiiUのバーチャルコンソールでも配信されていたが2019年1月をもって配信終了。 ネオジオCD:1997年10月30日/6,800円 やはりNCD恒例のラウンド間のロードがネックとなっている。 BGMはアレンジ音源になっているが、山崎のテーマがリアルバウト餓狼伝説スペシャル側でアレンジが行われなかった事による影響なのか、CD版RBS同様『3』の頃のテーマが使用されている。後述の他機種への移植版でも同様の仕様にされており、RBSの山崎のテーマは不遇と言わざるを得ないだろう。 セガサターン 前作同様汎用拡張RAM専用。『 96』と同様に1MB拡張RAMとの同梱版も発売された(*21)。良移植だが過去のSS版『 95』や『 96』と比べてロードが長くボイスのトーンが高くなっている。また本作はSS最後のKOF、且つSNK最後のSSソフト(新規発売として)である。 ラスボスのオロチはプラクティスモード限定で使用可能。 プレイステーション 前作/前々作同様劣化部分が目立つ移植となっているが、ラスボスのオロチがプレイヤー対戦で使用可能で、AC版では設定されていないしゃがみモーションとそこからの通常技も追加された(*22)。 しかも 94京以外の隠しキャラ使用コマンドがシンプルになった。 ちなみにPS版は現在アーカイブスで配信中だが、上述の『チャプターオブオロチ』やPS 2アーカイブスの『KOFオロチ編』でネオジオROM版がプレーできるので対戦でオロチが使える事とプラクティスモードくらいしか存在意義は無い。 PS4/PSV/PC(Steam) 2018年4月4日より『THE KING OF FIGHTERS 97 GLOBAL MATCH』のタイトルでダウンロード専用としてPS4、PSV、PC(Steam)の三機種にて発売。開発はカナダのCode Mysticsが担当。 『 98UM』や『2002UM』のようにタイトルに新たな副題が付けられているが、ゲームバランスや演出面など特に手はつけられていない。 隠しキャラは使用コマンド無しで最初から選択可能となっているが、ラスボスのオロチは使用不可。 オンライン対戦機能やギャラリーモード、ゲームメニューでのBGM設定機能が搭載されており、PS4とPSVでは二機種によるクロスプレイに対応している。 ネオジオ版ベースの移植ではあるがプラクティスモードがなかったり、タイムカウントの減りが少々早い、日本語版限定のゲーム雑誌コラボチームEDがギャラリーに追加されない(言語設定が日本語であれば見ること自体は可能)、など細かい問題点が散見されている。また、CPU戦で特定のチームが出てこないバグも見られたがこちらはアップデートで解消された。 本作はPS3/PSP向けの家庭用ネオジオROM版の移植配信サービス、ネオジオステーションにて、KOFオロチ編の中で唯一配信されなかったタイトルでもあった(現在はサービス自体が終了)。 またネオジオポケットで本作をベースとした『ザ・キング・オブ・ファイターズR-1』(モノクロ専用)がローンチタイトルとして発売された。 本作は携帯機での発売故にキャラが削減されているものの、デモ画面やBGM等原作再現度の高い移植で、ネオポケ移植に伴い全キャラに固有BGMが搭載されているファンサービスもあるが、反面モノクロ専用故に同キャラ対戦時のプレイヤーキャラの見分けが付きにくくなっている難点がある。 この他にも本作のストーリーを基にしたADV『ザ・キング・オブ・ファイターズ京』がプレイステーションで発売されている。 厳密に言うと講談社から刊行されていた覇王マガジン(97年に休刊後はコミックボンボン)にて連載されていた同名漫画を基にした作品だが、戦闘画面で本作及び『 96』のキャラがそのまま使用されている関係でアレンジ移植に分類されているとも言える。また、こちらでも全キャラに固有BGMが搭載されている。 余談 いろいろと難のある作品ではあったが、当時は格ゲーブーム真っ盛りだったため、人気は出ていた。ストーリーのない作品を除いては「オロチ編までがKOF」という古参プレイヤーも少なからずいる。 ちなみに中国だとこの作品が一番人気であり、100万人以上のゲーマーから親しまれている作品であり、非キャンセルでの超必殺技やバグ利用を自粛(禁止?)する傾向のプレイスタイルが見られる。 小さな子供から老人まで共通して遊べ、山奥の閑散とした村でさえもプレイされており、「女の子と遊ぶ」か「KOF97で遊ぶ」の2択になるほどに、その浸透率は他の格ゲーと比べても圧倒的である。インターネット上で配信された本作の大会の視聴者はなんと50万人(参考までに、格ゲー世界大会のEVOでも15万人程度が最高と言われている)に達しているなど、中華人民共和国では国技と呼べるレベルにまで達している。 流行の背景として、日本の格ゲーバブルがはじけて基板が多く出回った事、後続作のKOF98などに比べてゲームバランスが悪い分実力差を埋めやすい事などがあるそうな。 それが理由なのかは不明だが2019年になって何故か海外ではPS4とVITAに単独でパッケージ販売される事が決定している。PS2やPSPでは他のKOFシリーズとカップリング移植されているにもかかわらず……である。 翌年の『KOF 98』は本作までの反省から、システムは殆ど完成されていた本作をベースにしつつ更にテコ入れ、そしてキャラバランスを盤石なものに仕上げ、シリーズ屈指の名作になった。 オロチ四天王の通り名は、全てアニメソングが由来になっている(乾いた大地の社→『戦闘メカザブングル』ED、炎のさだめのクリス→『装甲騎兵ボトムズ』OP等)。 講談社から刊行されていたゲーム雑誌『覇王マガジン』で、本作のコミカライズが連載された。しかし同誌休刊後、同じ講談社の雑誌『コミックボンボン』に「漫画内でゲーム設定とは異なる描写がありましたことをお詫びします」という一文が掲載された。 具体的に何がどう違ったのかは触れられていなかった。かの『ボンボン餓狼』や『ゴッセージ龍虎』ですらそのようなお詫びは載った事は無かったのだが。一体何がどうまずかったのだろうか? KADOKAWA・ドラゴンノベルスから発売された小説『THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ!』は、本作の三神器チームEDで起こった出来事により八神庵が異世界に転移してしまった…という内容。 現在はコミックウォーカー・ニコニコ静画でコミカライズ版が連載されている。
https://w.atwiki.jp/kof2002um/pages/543.html
※無印からの変更点の部分は、青色で記載してます。 通常技 ふっとばし攻撃 通常投げ 特殊技 必殺技 超必殺技 MAX超必殺技 MAX2 通常技 近距離技 近A遠Aを打とうとして近い間合いだとこの技が出る。発生は同等で硬直は遠Aより短いので、この技から連係にいくのもアリ。後ろにも判定があるらしく、狙える訳ではないがめくりに対して対空になったりする。 近B近Aとほぼ同様。遠距離Bで出た時を考えて近Aを使おう。 近C手をクロスさせて切る。発生は遅めだが、ガードさせて五分でガークラ値も悪くないので、重ねで用いて連係に派生させるとよい。持続を重ねると遠Aが繋がる。キャンセル可能だが、特にキャンセルする技がない。GCCD狩りに回転飛猿斬に派生させるくらいか。 近D遠Dと一緒の技。低い打点の蹴り。先端部分の判定が強く、くらい判定がぎりぎりまで前に出ないため相手の技と先端がぶつかると勝てることが多い。また、過信は禁物だが、手前に落ちるジャンプに対しての対空に使える。ただ密着でガードさせると発生の早い技で反撃を受けるので、D投げに行く時などは注意。 ▲目次へ戻る 遠距離技 遠A爪で一突きする、地上戦の主力技。キャンセル可能で、チョイボンゲ主力技のひとつ。無印より硬直が長くなってやや重い技になったが、それでも抜群の発生とリーチは顕在。遠Aだけで固めようとすると暴れで割られやすいので、この技をガードさせて攻めの起点にしよう。 遠Bローキック。遠Aに比べリーチが短く、また屈Bから繋げた場合近Bに化け空ぶったりしやすいが、1フレだけ不利が少ない。また、発動状態で屈B遠Aで暴発が気になる人は、こちらに繋いで確認をするとよい。 遠Cななめ上を爪で掻きあげる技。ヒットすると相手が浮く(ダウンではない)。発生は遅めだが、先端部分の判定は広くて強く、先読み対空や、ジャンプが高いキャラに対して見てから落とすことも可能(特に同キャラ戦)。 遠D近Dと同様。 ▲目次へ戻る しゃがみ技 屈Aキャンセル可能。遠Aよりリーチが短いが、硬直差は優秀なので、ガードさせれる状況ならばこちらにしよう。 屈B下段蹴り。もちろん下段。キャンセルは不可だがこの技から屈Aや遠Aを経由して鳳凰脚につなげられるので、コンボや崩しの起点になる。チョイのしゃがみと同様姿勢も低いので、相手の早出しジャンプ攻撃に対してや、ジャンプをくぐって着地に確定させることができる。 屈C下段突き。下段ではないが、リーチが長く、キャンセル受付も長いため、ヒットを確認してから鳳凰脚に繋げることが可能。ただ硬直が長く、反撃を受けやすいので、ヒット確認をするつもりがない場合は飛翔空裂斬や前Bに(空)キャンセルをかけておこう。ガークラ値も高いので、連係に用いるのも有効。この技でガードクラッシュさせた場合、近い間合いならキャンセル真!超絶竜巻真空斬がヒットする。 屈D下段判定の足払い。発生はまずまずだが、リーチが他のキャラと比べるとかなり短い。ガークラ値目的で連係に混ぜて、相手の後ろ下がりに対する牽制くらいに考えよう。 ▲目次へ戻る 低ジャンプ技 低JAリーチの短い爪攻撃。キャンセル不可。全キャラのしゃがみにヒットする。発生は早いが、特に使う必要はない。 低JB前方下への蹴り。キャンセル不可。全キャラのしゃがみにヒットする。昇り飛翔脚をミスした時にお目にかかる技。特に使う必要はない。 低JC前方宙返りをしながら切る。全キャラのしゃがみにヒットする。しゃがみ時座高が京クラス以上の相手に昇り中段になる。チョイの主力技のひとつ。空対空、空対地の主力技。3段階攻撃判定が発生する技で、そのため持続がかなり長いので早出しが利き、最終段が下に強いのでしゃがみ対空をとることも難しい。まためくり性能も非常に高く、飛翔脚とセットで崩しにも使える。万能に使っていける技だが、特に判定が強力なわけでもないので、間合いの外を取られないように気をつけよう。キャンセル可能なので、高めに当たると思った場合は飛翔脚でキャンセルをかけておくと反撃を受けにくい。 低JD斜め下方向に対する両足蹴り。キャンセル不可。全キャラのしゃがみにヒットする。しゃがみ時座高が庵クラス以上の相手に対し昇り中段になる。下方向に強く、先端部分の判定が比較的強め。JCに対して無敵のない技で対空しようとする相手に先端を当てるようにすると落としにくい。まためくり性能もあり、相手によってはJCよりも見切りにくい。ガークラ値が高いのも利点のひとつ。 ▲目次へ戻る 斜めジャンプ技 斜めJA低J版と同じ攻撃。 斜めJB低J版と同じ攻撃。 斜めJC低J版と同じ攻撃。性質が違い、チャンのしゃがみ状態にしか昇り中段にならない。 斜めJD低J版と同じ攻撃。性質が違い、チャンのしゃがみ状態にしか昇り中段にならない。 ▲目次へ戻る 垂直ジャンプ技 垂直JA斜めJ版と同じ攻撃。 垂直JB斜めJ版と同じ攻撃。 垂直JC斜め下~前あたりを突く技。キャンセル不可。全キャラのしゃがみにヒットする。判定も弱くなく、悪い技ではないが、リーチが短く、チョイの垂直ノーマルジャンプが高すぎるため、いざ使うとなるとリスキー。垂直小JCやJC+Dで間に合わせよう。 垂直JD前方下への蹴り。キャンセル不可。全キャラのしゃがみにヒットする。垂直JCと同様の理由で使いにくい。こちらは若干のめくり性能があるが、リーチはやはり短い。 ▲目次へ戻る ふっとばし攻撃 地上ふっとばし発生はかなり遅いが、先端部分の判定は遠Dに輪をかけて強烈。先端ならまず負けないので、相手の暴れなどを直接つぶしたい時などに。ただ硬直も非常に長いため、何らかの技でキャンセルをかける必要があるが、コマンドの関係上飛翔空裂斬でキャンセルをかけれないため、旋風飛猿刺突でキャンセルをかけないといけないため、リスクは大きくなってくる。逆に旋風飛猿刺突で連係に使ってガークラ値を蓄積することもできる。カウンターをとれた場合、位置によるがそのまま旋風飛猿刺突が繋がる。 空中ふっとばしドロップキック。全キャラのしゃがみ状態にヒットする。空対空で非常に強く、空中でかちあえばまず負けない。発生も早いので、甘いジャンプに対する割り込みとしても使える。判定も強いので、飛び込みに使うと無敵の弱い対空をつぶしやすい。また、昇り最速大JC+Dとすると、めくられた後に背後をとられている場合にもジャンプ予備モーションの後半をすっとばしてジャンプするため、逃げやすい(ただ最初の1Fは下段無敵だが、地上判定なのに注意。ウィップ戦などで使いやすい)。キャンセル可能で、空対空でヒット時飛翔脚でキャンセルをかけるとスムーズに起き攻めに移行しやすい。 ▲目次へ戻る 通常投げ 頭乗刺し(C投げ)頭に乗り、切りまくる。非強制ダウン。技後位置は入れ替わらない。 下血突き(D投げ)後ろに回り低位置から突く。非強制ダウン。技後位置が入れ替わる。 ▲目次へ戻る 特殊技 通り魔蹴り強攻撃から連続ヒットしないほど発生は遅いが、ガードさせて有利、ガークラ値も高い連係のお伴。立ちAから、または近Cや屈Cから割り込まれない程度に混ぜていこう。ただ立ちAから連係させた場合は通常技で割りこめる程の隙間があり、つぶされた場合カウンターから必殺技までつなげられる恐れがあるので注意。また足元無敵があり、下段を抜けつつヒットさせることが可能。 ヒットさせた場合は目押しで遠A>鳳凰脚が繋がる。 ▲目次へ戻る 必殺技 竜巻疾風斬回転しながら切り上げる技。弱攻撃からも繋がるが、端以外では初段で間合いが離れるため、当てても反撃をくらう可能性がある上、ダメージは雀の涙、と端以外では98UMのようにコンボには使いにくい。基本的には強を端でウキーの後の追撃として使うのが主。一段目にSC可能であり、ウキーの追撃に使った場合はSCで真!超絶竜巻真空斬に繋げることが可能。また、攻撃判定が前後に広いため、端でダウンしている相手に重ねると前転でも回避できないため、無敵技がないキャラには確定削りとなる。強は一瞬もぐって前に出ながら上昇するため、よほど甘いジャンプならめくりに対しての対空に使えないこともない(特に同キャラ戦)。 飛翔空裂斬チョイボンゲの主力技のひとつ。以下チョイボンゲの項目ではウキーと表記する。発生するとレバーを押した方の画面端(右向き時で7、8方向なら自キャラ側、9方向なら相手側)に向かって跳びはね、ボタンをそのまま押しっぱなしにすると壁をターンしてそのまま突進突きに派生する。相手との距離によって突進突きの高さが変わってくる。派生した後は方向転換に派生可能。発生した瞬間から空中判定となり、リバーサルで出せばどんな攻撃を重ねられても空中くらいになる(下段技はすかす)ため、背向け時に技を重ねられてもリバーサル大ジャンプと同様の効果がある。発生も移動スピードも速く、簡単に間合いを離すことができ、チョイの立ち回りの根幹を担う。自分が画面端を背負っていれば、突進突きが弱攻撃や強攻撃から連続ヒットする。 旋風飛燕刺突その場で相手に向かってウキーと同様の突進突きを放つ技。突進突きの性能はどちらの技も同等である。以下このwiki内では刺すでヤンスと表記する。発生は遅いが、その場から突進を開始するため、相手との間合いが離れている場合、相手への到達はウキーよりも早くなる。突進突きの判定自体は弱いため、相手の技と正面からぶつかると相打ち以下になりやすい。弱と強で発生が違う。どちらもたちCDカウンター以外からは連続技にならない。突進中は方向転換に派生可能。ウキーと共通であるが、突進突き中は3回までレバー+ボタンで任意の8方向に方向転換が可能。画面端の相手にガードさせ、最速で相手方向へ横向きに方向転換すれば連続ガードになるが、斜め下に降りると連続ガードではなくなり、割り込まれるので注意。方向転換を出す際、レバー+ボタン3つくらいをピアノ押しすれば最速で出しやすい。 飛翔脚JCと双璧を成す、空中戦の要。空中で一瞬停止し、その場から斜め下に向かって連続蹴りを放つ。弱と強では発生と角度が違う。無印と比べ着地後の硬直が伸びた。弱はJCから連続ヒットしやすいが、めくり以外では最終段がヒットしにくく着地に不利フレームが大きくなりやすく、強は発生が遅いためJCから連続技になりにくいが、最終段が当たりやすいため不利フレームは小さくなりやすい(しかし間合いは近くなりやすいため、間合いの広い1フレームコマンド投げを確定反撃でもらいやすい)。強はガークラ値が高いため、ガークラ値の蓄積にも使える。基本的な使い方は、相手の真上をとるように跳んで、JCと飛翔脚で二択をかけるのに使う。それと高めJCにキャンセルをかけて早出しのリスクを軽減するのにも使える。また動作が短くジャンプの途中で降りれるため、高く飛んですぐ降りることで相手の対空技を釣りやすい。大ジャンプからのぼりで撃つことで、めくりを意識した相手にヒットしやすい。 悲猿懺上に向かってサマーソルトキックを放つ。弱は一段技でヒット時ダウンを奪え、強は二段技で、二段目が当たった場合にダウンを奪える。見た目に反して横のリーチが短く真上に強いため普通の対空には空振りしやすく使いにくいが、強はめくりジャンプ攻撃や、相手のジャンプに深く潜っての対空に使える。発生までは全身無敵だが、攻撃判定発生と同時に下半身の無敵が消えるため相打ちになりやすい。しかし相手にやられ判定が残っているため、めくりに対しての対空などで近めで相打ちになった場合はJCDなどで追撃が可能。しかし相手がジャンプ攻撃を出していないと空振りしやすいのでよく見て使おう。また、密着だと地上でもヒットするため弱をいわゆるぶっぱなしに使うこともできる(強の方が無敵が長いが二段目が当たりにくくカスあたりしやすい)が、ダメージも微々たるもので、ダウン回避が早いキャラには状況次第で反撃確定なので注意。 回転飛猿斬くるくる転がりながら攻撃する技。相手に触れると相手を攻撃しながら上昇し、技後に弱は相手側、強は自分側に跳ねる。転がっている間は低姿勢であり、地を這う以外の飛び道具は抜けられる。跳ねた後はそのままだと隙だらけだが、連続ヒットはしないが飛翔脚でキャンセル可能なので、基本的にはキャンセルしよう。ただしキャンセルをかけた場合、ぶっぱ無敵技で割りこまれる可能性もあるので注意。キャラによってはヒットorガードした時点で確定反撃があるキャラもいる。相手に触れる前にパンチボタンを押すことで奇襲飛猿突きに派生可能。弱は発生が早くなり弱攻撃から連続技になるように。強は発生が遅いが、でがかりに無敵時間があり、ぶっぱなしで出せば持続の長くない技なら抜けてヒットさせられる。ただし攻撃判定発生まで無敵は続かないため、弱攻撃連打や遅めジャンプ攻撃などでカウンター付きでつぶされてしまうので、過信は禁物。この技をつぶしにこられた場合大体ウキーで逃げられる場合が多い。また、ヒットもしくはガードさせた場合も飛翔脚に派生するのが遅いと下を走り抜けられて反撃を受けてしまう。 奇襲飛猿突き回転飛猿斬からの派生技。飛び込み突き。弱回転飛猿斬が発生が早くなったので、強攻撃にキャンセルをかけて最速で派生させると連続ヒットするようになった。めりこむとかなり隙は大きいので反撃を受ける。最先端を当てると反撃は受けないが、移動距離が長いためそういった使い方はなかなか難しい。回転飛猿斬で飛び道具を抜けた後に反撃しようとする相手へダメ元でぶっぱなしてみる使い方もできなくはないが…。 ▲目次へ戻る 超必殺技 真!超絶竜巻真空斬自分の回りを画面上空までを覆う竜巻で攻撃する技。当たるとかなりダメージは大きいが、発生はかなり遅く、強攻撃からでも繋がらない。しかしガードされた場合の削り量が大きく、竜巻中にレバー左右で移動でき、飛び道具もかき消すうえ、ガード中に各種GCもやりづらく、竜巻の外からでは範囲の狭い無敵技では返すのは厳しいため、相手を画面端に追い詰めた時に対しての削りに使える。発生前にかなり長い無敵時間があるのだが、発生前までは続かず、竜巻発生前に潰されてしまうので気をつけよう。長い無敵時間を活かしてぶっぱなしに使うこともできなくはないが、相手がよほど持続の長い技を重ねたりしてないと決まらない。ジャンプが高いキャラにはややぶっぱなし気味(相手のジャンプを判別しにくい)に対空で使うことも可能。 鳳凰脚発生の非常に早いロック式の乱舞技。弱と強の違いは移動距離のみである。チョイの連続技のお伴である、というか地上技からまともにダメージをとるためにはこの技に繋ぐしかないため、チョイは基本的にゲージを食うキャラである。ノーマル版を画面端近くの相手にヒットさせても反撃は受けなくなったが、密着でやや五分~有利程度なので逆二択に注意。発生の早さを活かし反撃技としても使える。GCC+Dガード後は間合いにもよるがほぼ確定。発生と同時に無敵が切れてしまうので相打ち以下になりやすく、ぶっぱなしや対空にはあまり使えない。 真!超絶輪回転突刃空中からオーラをまとったウキーを放つ。発生前に暗転するため、崩しには使えない。ダメージが高いので、主に発動中に飛翔脚やウキーからどこキャンで連続技にするのが用途。 ▲目次へ戻る MAX超必殺技 鳳凰脚通常版との違いはダメージと技後の状況のみ ▲目次へ戻る MAX2 杓死チョイが画面上から消え、出現した時に相手キャラを切る。ランダムで出現する為ガードが難しい。02無印と違い、ヒット時の追撃判定が無くなったが1ヒット分のダメージは上がった。チンで寝て避けたり無敵対空技で迎撃可能だが、運が絡む。 ▲目次へ戻る 戻る